店長の直腸ガン闘病記 (1。プロローグ)

今回から新しく「店長の直腸ガン闘病記」をスタートします。

私は20年前くらいの昔から糖尿病を患っていますので、毎月1回定期健診で病院へ行っています。

検査するのは主に【ヘモグロビンA1c】という値で 過去3か月くらいの血糖値の平均値という指標です。この値が6.0を超えると「糖尿病」と烙印を押されます。年齢、性差によって、一概には言えないのですが、私の場合は、多い時で8.0を超えていた時があったので、主に薬と食事療法をしています。現在の値は概ね7.3~7.4くらい。お医者さんからは 7.0以下にしようね!がんばろうね!と言われています。

日生病院
私のかかりつけです

2020年10月5日定期健診に行ったとき、先生が「村原さん、大腸検査はいつやった?」と聞かれました。記憶では少なくても5年以上前でしたのでそのように答えると、「それなら一度検査した方がいいね?」とおっしゃったので、検査を申し込みました。検査の予約は10月13日でした。また、胃の内視鏡検査も一度にやりましょうということになり、10月13日に2つの検査をすることになりました。

10月13日(火)朝9時に内視鏡検査室に行くとまず、血圧測定です。上の血圧が150以上だと検査を開始できないと言われ、30分くらいかけて、血圧を落としてやっと待機室に移動。そこで下剤と水を交互に飲み、腸の中の便をすべて排出することになります。9時30分から飲み始め、トイレに8回行き、便の色が透明になって看護婦さんがそれを見て、OKを出してくれました。その後は、手術着に着替えて、パンツはお尻の部分が丸く穴の開いたものを着用して内視鏡室の前で待機です。

先に「大腸検査」です。内視鏡を肛門から入れて、カメラで腸壁を見て行きます。私もモニターをず~と見ています。結局3か所のポリープが見つかりました。その内2つは小さいので、内視鏡で切除。もう一つは、大きいのと腸壁にへばりついているので、内視鏡では取り切れないということで放置。ポリープの性質をチェックするために一部を切り取り生検に出します。

この検査を受ける前には、病院から「おしりに穴の開いたパンツが病院1階のコンビニに売っているから、購入しておくように」と言われ、検査の前に着用しました。検査の後は、肛門から少し液などが流れ出る可能性があるので
当店で販売している男性用尿漏れパンツ33015 を着用しました。このパンツは吸水布が大きく、肛門のところを
カバーするだけでなく、腰にかけて面積が広いので安心感があります。

普通のパンツでは、

11月2日(月)生検の結果を聞きに病院を訪れる。3個のポリープの内 1つは良性、もう一つは悪性、取り残した分も悪性との結果です。取り残した大きなポリープは、内視鏡では取れないので、腹腔鏡での手術で取るという方針が決まりました。手術の予定は12月4日(金) 前日の3日に入院して、約2週間後の退院予定と知らされます。

11月9日(月)大腸のポリープのあるところにマーカーを付けるために再度内視鏡室で施術を受ける。黒色のマーカーを付けて、腹腔鏡で見たときに、そのマーカーのところを切除する目安にするとのことです。

消化器外科の先生がご自分の指を私の肛門から突っ込んで、「指先に当たらないので、腹腔鏡での手術」というのを最終的に確認されました。後になってわかったのですが、指に当たるくらい肛門に近い所だと、肛門の切除して、「人口肛門」になるとのことでした。

続きは 「店長の直腸ガン闘病記 2.入院・手術」をご覧ください。